この日はずっとお世話になっている福祉団体の、若い女の子に会って来た。
私は算数が本当に出来なくて、生活に支障が出るレベルですが、
やっぱりお金の計算も出来ないので心配になり、今の生活事情を算出してもらった結果もこの日に聞きました。
わりとギリギリですね。(苦笑)
この苦笑はほんとにその子も苦笑して、かなりギリギリです。
私自身がわかってないから、できたこともできることもあると思います
世間一般で言うところの若さの強みの中には’知らないこと’が入ると思いますが、
私も、若いころから殆どものを知らなくて、それは自分の強みの一つだと思っていました。今もそのまま来てしまった所が沢山あります。でも歳を取って、経験を積むと色々なことが予想できるようになる
但しそれは若くても同じです。年齢は関係なく、想像したら、想像で出来なくなることはいっぱいありますよね
私も同じで、やる前から、大変そうだということは想像できてしまいます。
決められた日に地方から東京へ行くとして、何時に起きて、その日までに全部荷物を見落としなく、準備して、
新幹線の時間もチェックしておかないと、お金も計算しないと、靴ずれして痛くなったら大変になるから靴どうしようか、絆創膏あったっけ、宿も取っとかなきゃ、もう体調も悪いし、
となると好きな歌手のライブにも行けません。自分が経験した分だけ、想像の種類も増えてる。
備えておくことは大事なことです。でもそうすることでそれ自体が出来なくなるぐらいのところに自分がいるなら、準備なんか意味のないことになる。そういうときに、準備の意味はむしろ準備しないこと
それが出来るための、準備なら。
わかっていたら、生活ができないかも知れない。この生活を始めるころ、わからない未来を怖いと思っていました。
それでも意に染まないものを無理矢理続けて行って、私に未来は無いと思った記憶です。死んでしまったら未来がもう来ません。消去法だったような気がします。
公的な福祉サービスというのはどれも、少し条件に外れると利用できないとか、できても開始までに時間がかかるとかそういうことはよくあることで、それも市町村によって違ったりもするようです。
私も把握はしてないですが、使えるサービスがないか、最寄りの役所に聞いてみるのは良いと思います。人のやってることなので、私の感触では、あっさりした団体もあれば、気持ちの入った人も、入り方も、各個人の対応ももちろん、マチマチです。そういう中から、自分のお世話になり方、ペースとかも見つけていくこと
何年もあいだが空いたり、また再開したり、色々です。途切れがちな人は、続けることで築かれていく関係もあります。
私もあんまり言うことを聞かないので、勝手に色々進めたり、私がやったほうが早いぐらいだよ!と苦情を入れたり、この方々の話に限らず、友達も、知人も、私に関わってくれた私の周りの人々はほとほと疲れたと思います。
思ってくれた分、無力さを何度感じさせたか私はわからないけど、それでも私の人生です。世話になったと感じると、人間は変わっていきます。広くて優しい、でも本当のことを言ってくれる人を見つけてください。私は今、そういう人たちと、笑い合える瞬間が本当に幸せです。
人の力なんか借りないと、意地を張って1人で色々やった時間も無駄じゃないと思う。助力というのは、プラスされて力が発揮されるものだと思います。
助けてもらって、
使えるものは何でも使って、自分が、ラクにできるようにして行って欲しい。
毎日しんどくて、毎朝苦しくて、でもなんとか、どうにかしようと一生懸命頑張ってる
そういう真剣な人、気持ちのある人が苦戦する姿は私も沢山見てきました。今も、私は精神科に来るような人が好きです。
みなさんの人生に、伴走してくれる人が増えていきますように。